2011年11月03日 17:13
その昔、坂城で、巨大なねずみが悪さをするようになりました。畑の作物にとどまらず、人まで食べてしまうほど。困り果てた村人は、大ねずみを退治できるという猫を、唐の国から連れてきました。猫とねずみは、地形を変えるほど激しく戦った末、もみ合いながら千曲川へ流れこみ、相打ちとなりました。ねずみはそのまま行方不明に、猫は下流の篠ノ井塩崎(しののい・しおざき)に流れ着き、その猫を祭って社が建てられました。
(補足)この、ねずみとからねこの民話にはいくつかの種類があるようです。